初めての作家さん。
脚本家、ご自身の劇団を持っており、そちらで、すでに脚光を浴びている方だそうで。
いやいや、ちょっと、風変わりな小説。
夫婦が似てくるてことは、珍しいことではないけれど…。
この本、それを独自感覚で展開させていて面白い。
ちと、怖いかな?
これ、読む側の性別・年齢・立ち位置で読書印象が異なりそうな気配。
ワタクシメは、笑っちゃっただけだけれど。
軽快に読ませてゆくので小気味がいい。
でもって、ラストに近付くと…、ふむって感じかな。
どう捕えるかは、ほんと、それぞれだと思う。
この作家さん、好きになれそう。
他の本も読んでみたいな。
しっかし、去年の受賞作2作品より、今年の2作品の方が好きだった。
受賞が納得できるもの。
明日も、同雑誌掲載の同時受賞作(谷口悠生「死んでいない者」)をアップします。
おしまい。
※ 週に2回くらいオヤツを食べちゃう。
クッキーとノアール・ショコラ。
ほんとは、毎日でもいいけれど…、そこはね、ちょっとだけ自粛。