17日①森見登美彦「きつねのはなし」  Merci Madame S.


う~ん、モッタイナイ。

半分は、すごく面白いのに。


短編連作(全4篇)。


舞台は京都と思われる古都。

古道具屋がひょいと現れる作品が纏められています。


最初の表題作「きつねのはなし」が、とっても興味深い。

登場人物もストーリも。


2本目。

これも、なかなか。

人付き合いがニガテで、何気に嘘をついたら受けちゃって…。

嵌ってゆく登場人物のありようが、意表をついて素晴らしい。


……。

残り2篇が。。

あちゃ~ってくらい面白くない。

(ワタクシだけかもしれませんが…)


残念だw、くやしいw。

☆4は確実が、3に転落。

再読もないよねえ。


この作家さん、読むの2冊目。

前回は「新釈走れメロス」だったかな?

苦労して書かれているようだけれど、イマイチって感想だったと記憶。


さて、次は。




おしまい。






※ 海辺の街なのでカモメはいつもどこかに。

  こんな感じに建物の屋上から、こちらを視てる。

  今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は、そんなカモメのワンショット。

  17日②屋上のカモメ