29日①大道寺将司句集「残の月」


大道寺将司、確定死刑囚・新左翼活動家・俳人、、、。


「残り月」、残という字は「のこん」と読むそうです。

ブログ徘徊していたら、この本の紹介にぶつかりました。


頬をはたかれるような句を目にしました。

一句のみですが。


 刑死なきおおつごもりの落暉(らっき)濃し


高裁で死刑確定から25年以上が過ぎているのです。

(東京駅前、丸の内のビル爆破事件の実行犯。ほかにも有罪事件あり)

逮捕からだったら、今年で40年。


拘置所? 刑務所? 独房?

分からない、知らないことばかりだけれど…。


孤独でしょうね。


1948年生まれ、今年67歳。

二十代後半から…。



どんな句を詠むのでしょうか。




おしまい。







※ 今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は、この写真。

  衝撃を受けた一句から、自分の写真を添えたくなって。

  「落暉」とは、落日のことですって。

  29日②落暉の鷗