26日①米澤穂信「儚い羊たちの祝宴」  Merci Madame S.


この作家さん、2冊目かな。

でも、印象にないので初め気分で読書開始。


時代背景は明記されてないけれど昭和初期。

短編連作で、主人公たちは耽美な女学生多しっです。

(殺人者だったり、被害者だったり。全5篇。

 ラスト作が表題作で、すべてを纏めてファイナル)


読んでいて、嶽本野ばら「鱗姫」を思い出しました。

もうもう作りものっぽいのに、どっしり世界を作っていて楽しめます。


十代女子の殺人事件絡みのミステリ。

ちょっと、どろどろ怖い系ともいえるけれど、

それが、爽やかな嘘っぽさで娯楽小説に昇華されてる(ほめ過ぎかしら)。


いやいや、

久しぶりな「ともすればBLと同じ」を愉しみました。

(とは云っても、☆4つはオマケ。☆3に近いにゃ。すんまそん)




おしまい。






※ まだ、生後数か月。おっきくなるな~と、思わせる仔。

  マリーナの作業場の出入り口に繋がれてた。

  不安げでカワイイねえって撫でたら嬉しがってた^^

  今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は、退屈そうな仔のワンショット

  犬の暮らしも様々ね。

26日②マリーナの仔