この作家さん、2冊目かな。
でも、印象にないので初め気分で読書開始。
時代背景は明記されてないけれど昭和初期。
短編連作で、主人公たちは耽美な女学生多しっです。
(殺人者だったり、被害者だったり。全5篇。
ラスト作が表題作で、すべてを纏めてファイナル)
読んでいて、嶽本野ばら「鱗姫」を思い出しました。
もうもう作りものっぽいのに、どっしり世界を作っていて楽しめます。
十代女子の殺人事件絡みのミステリ。
ちょっと、どろどろ怖い系ともいえるけれど、
それが、爽やかな嘘っぽさで娯楽小説に昇華されてる(ほめ過ぎかしら)。
いやいや、
久しぶりな「ともすればBLと同じ」を愉しみました。
(とは云っても、☆4つはオマケ。☆3に近いにゃ。すんまそん)
おしまい。
※ まだ、生後数か月。おっきくなるな~と、思わせる仔。
マリーナの作業場の出入り口に繋がれてた。
不安げでカワイイねえって撫でたら嬉しがってた^^
今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は、退屈そうな仔のワンショット
犬の暮らしも様々ね。

