年末、一気読み。
出だし、最高。
人は、自分の年齢を意識せずに生きている…。
で、妙齢(?)の女性がすれば恋に落ちそうな仕草も、
年配以上の女性がすれば、苦笑…。
この小説、一筋縄では読めないです。
時空を、状況を、自在に飛び回ってページは進みます。
(ミラン・クンデラは、プロ中のプロ作家。
1929年チェコ生まれ。政治的背景からフランスへ。
ノーベル文学賞候補ともなったことあり)
基本の小説、ストーリはあるけれど、背景に絡みつくストーリが魅力的です。
基本のストーリは置いておきましょ。
からみ部分の、
ゲーテとフェミングウェー、ふたりの「あの世で会話」は、超絶に面白い。
ふむふむ、不滅とは?
さて、興味が湧いたらお読みくださいな。
ラストがね、ワタクシは全く気に入りません。
なので、☆3つ。
(普通なら☆4つかな)
おしまい。
※ 天気わろしの、三が日だったニース。
曇天の中、沖合でヨットの練習風景を見かけた。
幽玄の世界。
今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ 、この別ショットをアップ。
(チラリと、どうぞ。いえ、似てるから…、これだけでもいいかにゃ、マズイ)