5日①ミラン・クンデラ「不滅」


年末、一気読み。


出だし、最高。

人は、自分の年齢を意識せずに生きている…。


で、妙齢(?)の女性がすれば恋に落ちそうな仕草も、

年配以上の女性がすれば、苦笑…。


この小説、一筋縄では読めないです。

時空を、状況を、自在に飛び回ってページは進みます。

(ミラン・クンデラは、プロ中のプロ作家。

 1929年チェコ生まれ。政治的背景からフランスへ。

 ノーベル文学賞候補ともなったことあり)


基本の小説、ストーリはあるけれど、背景に絡みつくストーリが魅力的です。


基本のストーリは置いておきましょ。

からみ部分の、

ゲーテとフェミングウェー、ふたりの「あの世で会話」は、超絶に面白い。


ふむふむ、不滅とは?


さて、興味が湧いたらお読みくださいな。


ラストがね、ワタクシは全く気に入りません。

なので、☆3つ。

(普通なら☆4つかな)




おしまい。





※ 天気わろしの、三が日だったニース。

  曇天の中、沖合でヨットの練習風景を見かけた。

  幽玄の世界。

  今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ 、この別ショットをアップ。

  (チラリと、どうぞ。いえ、似てるから…、これだけでもいいかにゃ、マズイ)

  5日②練習始め