4日①堀江敏幸「いつか王子駅で」


ゆるゆるとお正月に読んだ本。


主人公は文学オタクというか、文章オタクというか。

まだ、若い二十代半ばの青年。

英語の時間給教師、翻訳で糊口をしのぎ、恋人はナシ。


でも、ある種の充実生活。


勝負の日ってあるじゃないですか。

受験もそうだし、スポーツなら大会とかね。

そんな時、

普段の心構えで、あるいは、平常心で。

これって、のほのんとのんびり生活の人には絶対使えない言葉。

日常を、ほんの少しでも前向きで、努力している人が使える言葉なんですね。


この本、ちゃんと読むとじわりと沁みます。


お正月、2日に読んで実感。

なので、今年最初の更新は「この本」をアップ。


時間的にゆとりのある時にお勧め。



おしまい。





※ 年末に見た、ちょっと、おやっ?

  ここ数年、見かける犬種だけれど…。

  この仔は衣装もふるってる。

  でも、……、チャーミングではないなって思っちゃいますた。。

  4日②サンタ姿の犬