11日①宮部みゆき「名もなき毒」  Merci Madame S.


杉村三郎シリーズの2冊目。


お金持ちのお嬢さんと結婚する条件で、

彼女の父親の会社へ入社せねばならなかった主人公。

(割りに時間的余裕のある社内報編集部)


で、

毎回、なんとなく、探偵まがいの役割に陥ってしまう。

そして、見事に事件解決、そんなシリーズです。


そこは「宮部みゆき」、社会の矛盾、人間の弱さ…。

基本は愛情豊かなストーリー展開。


今回は、土壌汚染の悲劇から無差別殺人が。


もうもう、心置きなく読めちゃう本でした。

(ふむうう? なんて思わなくっていいし、哀しさも納得だし)


まっ、一番は主人公が魅力的ってことかな。

弱みもあるし、迂闊な部分も。

だからこそ、嵌り込んで読める。


そんなこんな。




おしまい。






※ 自然な感じの年配夫婦(マダム、ユニクロのダウンじゃない?! )。

  カンヌ・モナコは、ちと不自然な年配者も居る…。

  今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は、医療機関の看板。

  いつまでも若くを目標にしてるみたい。

  なんだかね…歳相応がいいな。

  11日②歳相応