引き込まれてしまった。
読む前は、決闘シーン満載だったら困るなとも思いました。
ぜんぜん、違う。
さすが藤沢周平です。
決闘にもいろいろあるのだと、分からせてもらいました。
剣豪の晩年、ちょい長め短編(全5篇)。
読み応えあります。
(剣豪の予備知識など持ち合わせていないので、夢中になってしまった)
トップは名前を知ってる「宮本武蔵」。
達人です。
その達人が、剣術指南書を書き上げるのを生涯最後の仕事に。
面白いです。
で、若き挑戦者をばさりと切り捨てるのが、この回の決闘。
あと、4篇の主人公を。
神子上典膳、柳生担馬守宗矩、諸岡一羽斎と弟子たち、愛洲移香斎。
それぞれに立場が違う人選がされており、それも興味深かったです。
藤沢周平って、ほんとすごいな。
☆5つ、つけちゃう。
寡黙になりますもの、う~んって唸りたいもの。
おしまい。
※ ブログを徘徊してると各種広告が登場。
今日、笑えたのが ↓ 犬のカツラ~??
(ペット関連サービスの広告)
日本は、どんな広告が多いのかな?