6日①藤沢周平「決闘の辻」  Merci Madame S.


引き込まれてしまった。

読む前は、決闘シーン満載だったら困るなとも思いました。

ぜんぜん、違う。

さすが藤沢周平です。

決闘にもいろいろあるのだと、分からせてもらいました。


剣豪の晩年、ちょい長め短編(全5篇)。

読み応えあります。

(剣豪の予備知識など持ち合わせていないので、夢中になってしまった)


トップは名前を知ってる「宮本武蔵」。

達人です。

その達人が、剣術指南書を書き上げるのを生涯最後の仕事に。

面白いです。

で、若き挑戦者をばさりと切り捨てるのが、この回の決闘。


あと、4篇の主人公を。

神子上典膳、柳生担馬守宗矩、諸岡一羽斎と弟子たち、愛洲移香斎。

それぞれに立場が違う人選がされており、それも興味深かったです。

藤沢周平って、ほんとすごいな。



☆5つ、つけちゃう。

寡黙になりますもの、う~んって唸りたいもの。




おしまい。






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