26日①柏井壽「鴨川食堂」  Merci Piro-chan.


初めての作家さん。

この方、柏井圭一郎名義でミステリのシリーズものも出されています。

そのほか、

生粋の京都人としてガイドやエッセイも多数上梓。

ちっとも、知りませんでした。


この本(短編連作・全6篇)。


元刑事が娘と二人で営業している食堂が舞台。

話しは、この食堂の裏稼業(?)がテーマ。

それは、「食」探しの探偵業務なんです。


まっ、昔食べた「○○」を探すとかね。


どうやって探すかが、詳しく書かれていないのが歯がゆい。

依頼人と、主人公である親子の話しが大半なんだもの。

(捜査のために各地旅行もするけれど、地名程度)


するする読んで不愉快じゃないなって感じでした。


でも、本書、2013年に上梓。

続編も出版されているので、人気あったのかも。

ファンの方々、不遜なことで申し訳ないです。



おしまい。





※ 数年前は、アジア食材の専門店でしか手に入らなかった「もやし」。

  今は、近所のスーパー、BIOショップでも入手可能に。

  これ、250g入り・2ユーロくらい。

  (今日の本みたいな食堂がココにあったら、

   ぜひ、お安くって美味しい寿司を頼んじゃうのになあ)

  26日②モヤシ