初めての作家さん。
この方、柏井圭一郎名義でミステリのシリーズものも出されています。
そのほか、
生粋の京都人としてガイドやエッセイも多数上梓。
ちっとも、知りませんでした。
この本(短編連作・全6篇)。
元刑事が娘と二人で営業している食堂が舞台。
話しは、この食堂の裏稼業(?)がテーマ。
それは、「食」探しの探偵業務なんです。
まっ、昔食べた「○○」を探すとかね。
どうやって探すかが、詳しく書かれていないのが歯がゆい。
依頼人と、主人公である親子の話しが大半なんだもの。
(捜査のために各地旅行もするけれど、地名程度)
するする読んで不愉快じゃないなって感じでした。
でも、本書、2013年に上梓。
続編も出版されているので、人気あったのかも。
ファンの方々、不遜なことで申し訳ないです。
おしまい。
※ 数年前は、アジア食材の専門店でしか手に入らなかった「もやし」。
今は、近所のスーパー、BIOショップでも入手可能に。
これ、250g入り・2ユーロくらい。
(今日の本みたいな食堂がココにあったら、
ぜひ、お安くって美味しい寿司を頼んじゃうのになあ)