13日①小川糸「あつあつを召し上がれ」  Merci Piro-chan.


食べ物にまつわる短編小説集(全7篇)。


父と娘、母と娘、祖母と母と娘、恋人同士、同棲10年カップルなど。

そして、

1篇のみ男性が主人公で、あとは女性主人公。


ほろっとしたり、少し理不尽だったり。


まっ、ふわりと読める作品が多いです。

(1篇は、ちっと辛いかな)


しっかし、この作家さん、食いしん坊みたい。

(「食堂かたつむり」など、その代表作品でしょう)

かなり、食にこだわった料理が登場します。


でも、食べたくなる、またはお腹がすくとならないんですねえ。

これ、不思議。

淡々と、読んでしまった。


惹かれなかった、とも云える。

(この作家さんの「喋喋喃々」という長編は好きでしたが)



おしまい。





※ 1年ほど前にオープンした、近所のアジア飯屋。

  丸い看板はお寿司の写真。

  一度、覗いては見たけれど、怪しすぎて…。

  (日本人の姿は厨房にも店内にもナシ)

  はあ、美味しいお寿司屋さんがあったらなあ~。

  13日②アジア飯