12日①加納朋子「月曜日の水玉模様」  Merci Madame S.


この作家さん、2冊目。

少し、考え込んじゃいました。

前回も、同様。

そして、結論。

この作家さん、とても独特の魅力がある…。


この本について。

軽いミステリです。

女の子ミステリなんて思いつつ読みました。


ちょっと強気で可愛い20代女性が主人公。

事件と云うほどの事件ではない話しの短編連作。


で、

ここからが違う。

ひとつの短編に伏線があって、読み終えると長編。

それも、深い意味を感じられるんです。

(1冊目に読んだ「掌の中の小鳥」では、?だったけれど)


理不尽、切ない、如何(イカン)ともしがたい…。

どうして、ワタシは生まれたの?

人生って…。


底辺に、そんなこんなが流れてる。

(読了直後じゃなく、その日、お布団に入って、あれって考えちゃうような)




おしまい。





※ 裏も表もない可愛いウチのゴロちゃん。

  乗ってみたいと前々から思ってる二人乗り自転車の前で。

  うふふ、カワイイでしょ?

  12日②二人乗り自転車とゴロ