この作家さん、2冊目。
少し、考え込んじゃいました。
前回も、同様。
そして、結論。
この作家さん、とても独特の魅力がある…。
この本について。
軽いミステリです。
女の子ミステリなんて思いつつ読みました。
ちょっと強気で可愛い20代女性が主人公。
事件と云うほどの事件ではない話しの短編連作。
で、
ここからが違う。
ひとつの短編に伏線があって、読み終えると長編。
それも、深い意味を感じられるんです。
(1冊目に読んだ「掌の中の小鳥」では、?だったけれど)
理不尽、切ない、如何(イカン)ともしがたい…。
どうして、ワタシは生まれたの?
人生って…。
底辺に、そんなこんなが流れてる。
(読了直後じゃなく、その日、お布団に入って、あれって考えちゃうような)
おしまい。
※ 裏も表もない可愛いウチのゴロちゃん。
乗ってみたいと前々から思ってる二人乗り自転車の前で。
うふふ、カワイイでしょ?