表紙を見て、てっきり時代小説と思い込んで読みはじめ…。
あらま、現代もの。
梨園を舞台にしたミステリ小説。
人気女形ふたりの芸への意気込み…。
プラス、男と女の情念の世界。
ちっと、面倒くさいです。
事件解決に当たるのは探偵と、端役役者。
この作家さん、手慣れて読みやすいんだけれど…。
何だか釈然としない感がぬぐえないです。
好みに合わないみたい。
登場人物に魅力が湧かない。
ストーリー展開も、どこか不自然で。
まっ、いいか(ゴメンナサイ、なげやりで)。
おしまい。
※ 旧ニースと呼ばれる地域にあるニースオペラ座。
その外壁に設置されている外灯(↓)。
手の込んだ作りで、古いもののよう。
もちろん、今も現役。