7日①桑島かおり「花嫁衣裳  Merci Piro-chan.


初読み作家さん。

この本、シリーズもの一冊目(4篇連作構成)。

あっと、まだ、2冊目は出てないようですが。


通しタイトルは「江戸屋敷渡り女中お家騒動記」。


主人公は大女で顔もイマイチ、でも、心やさしく働き者。

そして、好奇心旺盛、ちょっと、お節介?

(裏表紙には、江戸版「家政婦は見た!」とあり)


読みやすい、事件もほんわり系。

せいぜい、跡目争いで暗殺計画勃発ってのも1つありましたが。


ちと、ぬるいなあって感じてしまった。


江戸人情もの。

剣豪がキリリと活躍。

江戸の情緒が愉しめる…。

……ないのですよ。


まっ、型にはめることもないけれど

それらしい何か色がほしい。

好みでしょうが。



こんなものかしら……。




おしまい。





※ 1800年代だなっと思わせるアラベスク模様。

  今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は、この扉を内側から撮った写真。

  見た瞬間、思い出したことが。

  さて、何を…。答えは↑ @lapie.fr をクリックしてね。

7日②外側から