この作家さんの小説って、歴史小説だと思って読んでしまう。
違うんですよね、時代小説?
でも、それとも違うような気がするのは何故でしょう。
ホンモノっぽい書き方だからでしょうか。
本書は、織田信長のお城「安土城」を建てた棟梁親子のお話し。
親から子へ、伝承…、巧みの世界。
親子の確執も浮き彫りにされています。
(この辺りは、現代にもあるでしょ)
ただただ、面白い。
ただただ、愉しんで読みたいなと、思います。
(あの誤解が多い「利休にたずねよ」を思い出してしまった。、
読み手が歴史小説と読んでしまうから、あらぬ云われ方をすると思う)
その小説としての発想・展開と捉えて愉しめばいいのにと思います。
そうそう、忍者って「乱波」って呼ばれるの?
この本で初めて知りました。
(甲賀の乱波が出てくるよ)
おしまい。
※ 青空。秋の空色が数日続くニース。綺麗~。
今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は秋の青空がテーマ。
素晴らしい空色写真が撮れちゃった(ガッツ・ポーズ。云い方、古い?)

