再読ですが、ブログを始める前に読んでたものなので☆を付けてアップ。
確信できる、なかなか本。
1868年、南北戦争直後のアメリカ・ボストンが舞台。
ダンテの「神曲」を訳すという趣旨の「ダンテ・クラブ」がタイトル。
そこに集まる主要人物4人が話の軸になります。
いや、ダンテの「神曲」と聞いて、知ってはいるけれど?っです。
でも、本書は歴史ミステリ。
知識がなくっても大丈夫。
「神曲」の中の地獄篇に出てくる残酷な死に方を模倣する殺人事件…。
日本で云えば時代ものミステリ小説?
読ませます(再読でもグイグイ)。
なぜが、やはり、人間の本質がテーマだからでしょう。
引き込まれます。
本読みの醍醐味を満喫できる(いい気分)。
宗教って難しいですよね、小説として愉しむって。
たぶん、ダンテの「神曲」という本自体が特異なのかもしれない。
まっ、お時間がある人、読んでみてってことで。
おしまい。
※ 陽射しが低くなって、秋を実感。
営業開始のテラス・レストランのテーブルも陰がきれい。
絵になるなっ、と、ワンショット。
写真だけ撮って、食べずにパス。
お店の人、ニコニコして、また来てねぇ。優しいなあ。
(塩・胡椒、そして、ココあたりではオリーブオイルが置いてある)

