「田村はまだか」を読んで、気になった作家さん。
で、2冊目が、「夫婦一年生」。
これが、あまり好みでなく…。
3冊目の本書。
大当たり、面白い。
まず、短編連作なのだけれど、作品ごとに毛色が違う。
主人公の年齢性別も違う。
なので、青春・中年の惑い・老年期の感慨……カラフルだw。
その上、悲劇っぽかったり、コメディーぽかったり、シリアスもあったり。
十人十色、人生いろいろ、ですもんね。
そして、1篇の主人公が、
他篇の登場人物として現れるのだけれど、それが、いい感じ。
まっ、タイトルにあるように軸はマーケット。
お客だったり、店員だったりクルクル。
なかなか、説明するのが難しいです。
読んでみて……なのです。
おしまい。
※ 数年前から登場してる輪タク(自転車のタクシー)。
今年の新車は、こんなデザイン。
バッテリー内臓みたいで軽快な走り。
運賃は15€からって表示あり。