久しぶりの時代もの、その上、初読みの作家さん。
2011年文庫本書きおろし。
現在3冊目刊行のシリーズ「切り絵図屋清七」の1冊目。
(中編3篇の連作)
シリーズ最初とあって主人公の生い立ち、周辺の登場人物の紹介みたい。
まあ、手慣れた文章、ストーリー展開。
ふむ、可もなし不可もなし?
主人公の魅力もイマイチだし……。
残念、好みじゃないです。
でね、ちっと書かせてもらっちゃう。
解説(縄田一男氏)を読んで、この作家さんが嫌いになってしまった。
藤沢周平に対して直球勝負のオマージュ「坂ものがたり」というのを上梓してるんだって。
もちろん、藤沢周平の「橋ものがたり」が対象でしょう。
直球勝負!!?? 違いすぎて……、絶句。
おしまい。
※ 今年の夏は暑かった。
で、こんな「犬のバー」が路地にオープン。
TOUTOU って、犬への呼びかけ言葉。
きっと、とっても犬好きな人の窓辺なんでしょうね。
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