4日①藤原緋沙子「ふたり静 Merci Madame S.


久しぶりの時代もの、その上、初読みの作家さん。

2011年文庫本書きおろし。

現在3冊目刊行のシリーズ「切り絵図屋清七」の1冊目。

(中編3篇の連作)


シリーズ最初とあって主人公の生い立ち、周辺の登場人物の紹介みたい。

まあ、手慣れた文章、ストーリー展開。


ふむ、可もなし不可もなし?

主人公の魅力もイマイチだし……。


残念、好みじゃないです。


でね、ちっと書かせてもらっちゃう。

解説(縄田一男氏)を読んで、この作家さんが嫌いになってしまった。


藤沢周平に対して直球勝負のオマージュ「坂ものがたり」というのを上梓してるんだって。

もちろん、藤沢周平の「橋ものがたり」が対象でしょう。


直球勝負!!?? 違いすぎて……、絶句。




おしまい。





※ 今年の夏は暑かった。

  で、こんな「犬のバー」が路地にオープン。

  TOUTOU って、犬への呼びかけ言葉。

  きっと、とっても犬好きな人の窓辺なんでしょうね。

  (土曜日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は、もっと引きの写真をアップ)

  4日②犬のバル・ゴロ