上手に生きようと頑張ってきた二十代後半の女性が主人公。
小さい頃から優等生、東京での学生生活、
就活も頑張り、何とか出来たのに……行きづまり。
恋もうまく運ばなくて、人生のリセットを企て、中国へ語学留学。
かの地でも、不眠症…。
そこへ、もう一人の主人公と云える親戚筋の幽霊登場。
このあたり、しっかり、最後まで読むとなかなか面白い設定・ストーリー展開。
けれど……、イマイチ…。
先週、同じ作家の「頬にふりかかる雨」を再読。
初読より、うんと好印象。
なので、もう一冊、再読をと手に取った1冊だったけれど……。
やはり、この本のイメージなんですね、この作家さん。
(あくまでワタクス個人の感覚)
生きるのが不器用でも、
どこかしら魅力があってほしいのです、小説の主人公は。
この主人公、ないのですよね。
可愛くない、これが現実かもしれないけれど。
まっ、そんなこんな。
再々読はないでしょう。
(でも、表紙好き。なので処分はしない)
おしまい。
※ 今週に入って、ぐっと減った観光客。
下の写真は↓ 午前10時のビーチ・レストラン。
先週までとは違い、人影まばら。
今日更新のhttp://lapiefr.exblog.jp/ は、ちょっと、疲れが出てきた?
そんな心象風景のワンショットを。