この本、世に出て15年近くなるんですねえ。
ずっと、読んでみたかった本。
自費出版、口コミで売れて現在は一般書籍売りとなっています。
(この版、平成22年となっていて、370万部突破と帯に)
日本と思しき国、西暦3000年。
王政、完璧、独裁国家。
この王様の姓は、「佐藤」。
で、自分と同じ、佐藤が国民の姓として多いと不愉快と云いだした。
そして、
佐藤姓の国民を鬼ごっこ方式で処刑開始。
いやはや(すごい言葉!)、ここまで、荒唐無稽だと凄まじく面白いかな?
(実は、リアル過ぎる?)
ところが、結構、普通にお涙頂戴で肩すかしでした。
ラストは、王様と同い年、陸上短距離選手の「佐藤翼」の一人が残ったんです。
願いを何でも叶えさせるとの褒章で、王様の命をもらっちゃう。
でもね、王様には弟がいて、その次期王様に就任した彼に殺されちゃう。
で、エンド。
はあ~まさに、ネタバレ。
(スンマソン)
でもね、何度も映画化もされ、〇〇バージョンもありそうなので、OKかと。
おしまい。
※ 大きいサボテンを発見。
人の5倍くらいの高さがありそう。
すごいなあ~。