2007年、大麻取締法違反で逮捕された著者。
執行猶予期間が終了した、2010年に上梓されたのが、この本。
創作と実体験を、ない交ぜに風変わりな恋愛小説に仕上げてあります。
かなり個性的で、彼らしさ満載。
でも、やはり、小説家としてのデビュー作である「ミシン」や、
代表作の「下妻物語」の方がいいな。
この作品、
やはり、現実が根強く感じられ過ぎる。
小説として、プロらしく纏めてあるけれど。
登場人物たちに強い個性はあるものの魅力は少ない。
ちょっと、痛々しさも……。
自分自身に幻滅してるんじゃないかとさえ。
……、今年4月に再逮捕されてしまっているし。
おしまい。
※ 何回目かな、ミニ登場(何度も、スンマソン)。
これ、クラッシック・ミニ。
ヘッドライトに「まつげ」が付いてるんだもの。
かわゆいでしょう??
(色がもっと派手ならいいのになっ)