料理本と云うか、食にまつわるエッセイと云うか。
辻嘉一(1907~1988年)、日本が誇れる料理人。
今風なら、懐石料理「辻留」2代目オーナーシェフ。
(現在は、息子さんが三代目となっている由)
表紙の絵が目を惹きます。
やっぱり、この手の本は単行本ですね。
たまに、ぱらぱら拾い読みがいい。
中央公論の雑誌「暮らしの設計」に連載された「味覚三昧」。
その30篇を纏めたのが本書。
お米から、酒・貝・魚・豆・鍋・藻・箸などなど、食周り全般のエッセイ。
すっごい面白いなんて表現は合わないけれど、
丁寧な食生活を思い出させてくれる本ではあります。
おしまい。
※ もう観光シーズン真っ盛り。
ココでは、画家さんが、自分の手で絵を売ってるのは当たり前。
今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は、そんな方のワンショット。
あっ、↓の写真は、違う人の。
(ココではいろんなのを扱ってた。古い写真まであったよ)。