21日①井沢元彦「降魔の帝王」  Merci Madame Y.


表紙を見て、娯楽ミステリかな?

で、当たり、しっかし、ゼンゼン娯楽にはならなかった。


最初っから、我慢読み…。


おバカなフリーライタのお姉さんが、

説教くさい雑誌編集長(四十路独身男)から南北朝・後醍醐天皇のレクチャーを受ける。

(これで、1/3は消えゆく)


で、グズグズストーリは展開し、2/3以降で、やっと殺人事件が……

それでもって、後半数十ページで、ばたばた、終結。


なんでしょ??


いえ、実は、この作家さん、もう一冊あって、放りだしたんです。

「逆説の日本史」。

ココにもアップする気も起きなくって。


着眼は面白いけれど、その説明というか証明のための例が出される。

これが野球話だったり、丸山ワクチンだったり、

それが、また、クドイのなんの…。


ワタクスには、まったく、合わない。


でも、1冊だけで嫌いというのもね?

娯楽本があったので、手に取ったわけで。


もう、この作家さんはパス。





おしまい。





※ 鳥って、よく海を見詰めてる。

  何を考えているのかな。

  カモメって、普段は複数。

  このカモメは、じーっと1羽で海を見続けてた。

  21日②哲学カモメ