10日①アンソロジー「江戸猫ばなし」  Merci Piro-chan.


タイトル、そそられます。

表紙も、いいじゃない?


…、赤川次郎がトップですか?


これ7人の作家によるアンソロジー。

赤川次郎・稲葉稔・小松エルメ・西條奈加・佐々木祐一・高橋由太・中島要。


テーマは、タイトルの通り「江戸の猫」。


好みによるのでしょうが、イマイチ作品多しっ、ふむむっ。


初めての作家さん、西條奈加・佐々木祐一の作品が好き。


西條加奈「猫の傀儡」は、猫が江戸の探偵まがいで人を使うんです。

これ、連作で書かれたら、ぜひ、読みたいです。


坂木祐一「ほおずき」は、ちょっと、世を儚(はかな)む青年が主人公。

猫のおかげて、現実社会へ復帰、優しいお話し。


中島要「鈴の音」、これもナカナカ。

これは、人のシアワセはどこに?

猫が絡んで、面白い短編でした。


後はねえ。

稲葉稔、そこそこ。慣れてるなって思うだけ。


7篇のうち、3篇がいいなら「よしっ」でしょうか…。

(しかし、ギリギリだw。これ本音)




おしまい。






※ 夏時間(日本との時差7時間)になったからか、

  海岸通りに乗馬お巡りさんの巡回開始。

  毎年の事だけれど、いいなあって思う。

  目が合えば、笑ってくれてフレンドリーだしね。

  10日②馬のお巡りさん