タイトル、そそられます。
表紙も、いいじゃない?
…、赤川次郎がトップですか?
これ7人の作家によるアンソロジー。
赤川次郎・稲葉稔・小松エルメ・西條奈加・佐々木祐一・高橋由太・中島要。
テーマは、タイトルの通り「江戸の猫」。
好みによるのでしょうが、イマイチ作品多しっ、ふむむっ。
初めての作家さん、西條奈加・佐々木祐一の作品が好き。
西條加奈「猫の傀儡」は、猫が江戸の探偵まがいで人を使うんです。
これ、連作で書かれたら、ぜひ、読みたいです。
坂木祐一「ほおずき」は、ちょっと、世を儚(はかな)む青年が主人公。
猫のおかげて、現実社会へ復帰、優しいお話し。
中島要「鈴の音」、これもナカナカ。
これは、人のシアワセはどこに?
猫が絡んで、面白い短編でした。
後はねえ。
稲葉稔、そこそこ。慣れてるなって思うだけ。
7篇のうち、3篇がいいなら「よしっ」でしょうか…。
(しかし、ギリギリだw。これ本音)
おしまい。
※ 夏時間(日本との時差7時間)になったからか、
海岸通りに乗馬お巡りさんの巡回開始。
毎年の事だけれど、いいなあって思う。
目が合えば、笑ってくれてフレンドリーだしね。

