9日①井上荒野「キャベツ炒めに捧ぐ」  Merci Piro-chan.


この本で、この作家さん5冊目。

「森の中のママへ」って小説が、好きでした。

(実は、残り3冊は好みではなくって…)

どうかな、っと、思いつつ読書開始。


今回の、この本は長編。

章立てに料理名が付いていて、その料理に絡んだ展開に。

(7つあり。うち2つは料理名にあらず


料理関連なので取っ掛かりやすく、読みやすかった。


  主人公、五十路に母を失くして資金ができ、総菜屋を開業。

  この店を一緒に始めた十歳年下の友人に、夫を取られちゃう。

  でも、明るく対処。

  でも、表面だけで、実は、まだ、愛してる…。


こんな感じのお話しです。

(同年代の女性2人が絡んでくる)


ままならないのが人生ですもん。

そこを、上手に折り合いをつけて生きて行く。


五十代って、まだまだ、艶めかしい。

……かな?




おしまい。






※ 春休み(フラの場合はパック休暇)の影響か観光客多し。

  こんな2階建てバスが、ニースの市街地ツアー用で走ってる。

  連日いいお天気なので観光客も嬉しそう。

  9日②ニース・ツアーバス