8日①8日坂口安吾「堕落論」  Merci Monsieur N.


いや、この本を見たときはビックリ。

確か、17歳だったですよ、初めて読んだのは。

(坂口安吾、1906~1955年)

でもでも、感激度は初読み当時と同等なので、再読にはしないでおきましょ。


日本人なら、読むべきだと思う本(大袈裟ですが)。


この本、短編エッセイ集と云うべきか?


表題作の「堕落論」は、91ページ~102ページ。

(とても短い。WWⅡ後、戦犯裁判たけなわの頃の作品)


図書館で、とっとと、このページだけでも読むべしっです。


恥の文化、日本人?

それの原点が分かるはず。


高校生のアタクシ、当時、目が点。


いやあ、結構なショックを受けました。

とても、理解できる、納得できる。

ものの道理を認識したと。

そして、

今も、拍手をっです。


でもって、歳を取った現在は、ウフフって笑う部分も見つけて…。

太宰治、芥川龍之介に対しての私論もあります。


(男は二十歳のお姉ちゃんに目を奪われる…。

 日本男性の原点?……こんな文章もあったり)


充実読書。




おしまい。






※ 「貸します」、の看板.

  貸し部屋は、↓こんな表示が窓辺に。

  今日の http://lapiefr.exblog.jp/ は、「売ります」物件の写真。

  1800年代後半の建物で、とてもチャーミング。

  フラの場合、古い物件は新しい物件より相当お高い物件となるのよね。

  8日②貸します