いや、この本を見たときはビックリ。
確か、17歳だったですよ、初めて読んだのは。
(坂口安吾、1906~1955年)
でもでも、感激度は初読み当時と同等なので、再読にはしないでおきましょ。
日本人なら、読むべきだと思う本(大袈裟ですが)。
この本、短編エッセイ集と云うべきか?
表題作の「堕落論」は、91ページ~102ページ。
(とても短い。WWⅡ後、戦犯裁判たけなわの頃の作品)
図書館で、とっとと、このページだけでも読むべしっです。
恥の文化、日本人?
それの原点が分かるはず。
高校生のアタクシ、当時、目が点。
いやあ、結構なショックを受けました。
とても、理解できる、納得できる。
ものの道理を認識したと。
そして、
今も、拍手をっです。
でもって、歳を取った現在は、ウフフって笑う部分も見つけて…。
太宰治、芥川龍之介に対しての私論もあります。
(男は二十歳のお姉ちゃんに目を奪われる…。
日本男性の原点?……こんな文章もあったり)
充実読書。
おしまい。
※ 「貸します」、の看板.
貸し部屋は、↓こんな表示が窓辺に。
今日の http://lapiefr.exblog.jp/ は、「売ります」物件の写真。
1800年代後半の建物で、とてもチャーミング。
フラの場合、古い物件は新しい物件より相当お高い物件となるのよね。