4日①二代目作家の3人 Merci Piro-chan.


今日、読了したのが井上荒野「キャベツ炒めに捧ぐ」。

(来週半ばにアップ予定)

この10日間で、3人の二代目作家の本を読んだことになりました。


井上荒野は、ご存じ井上光晴の娘。

一昨日、ココにアップした江國香織は名エッセイストの江國滋の娘。

今週、一番目だったのが森茉莉は、

文豪と冠までついてしまう森鴎外の娘。


どうなんでしょうね、父親が物書きで自分もって。

心ならずも書いてしまったってこともあるのかな。


しかし、しかし、

この3人、多様に素敵な本を書く人たち。

親がどうのって関係ないと云えちゃうレベルになってるもん。


それが、すごいな。


残念なのが、森茉莉(1903年ー1987年)。

生活のために書きはじめたってことで出だしが遅い。

プロっぽくなるのは60歳超えてって感じなのだもの。

加えて、ご本人、書くことへの執着も薄そう…。

作品数、とても少ない。

あの時代、もっと書いてくださってれば…、でも、そういう人でもなさそう。



まっ、あとのお二方は、まだまだ現役。

これからも愉しみです。




おしまい。






※ 昨晩は、いいお月様(こんな写真でスンマソン。中央右寄りが「月」)。

  でも、春って夕暮れ過ぎた頃がきれい。

  今日更新の http://lapiefr.exblog.jp/ は、「灯ともし頃」って名付けた写真。

  独特な色、「青藍/せいらん」の世界。

  4日②夜