初めての作家さん。
(1950年生まれ、直木賞も受賞した著名作家)
舞台はフランス。
タイトルからの想像通り、田舎の古い教会の壁画修復師のお話し。
(実際、日本人の方も居るそう)
フランスの田舎って、半端ない田舎が多いのだけれど…。
(日本人を初めて見たって年配の方さえいるんだもの)
そこで、淡々と仕事をこなすだけでも、ある意味、カッコイイのに、
心に傷持つ人を癒してしまうんです、主人公。
短編連作(全5篇)。
いや、なかなか読ませてくれちゃう。
(わっ、偉そうでスンマソン)
でも、個人的に、イマイチで、
なんだか、気取ってるみたいなんだもの。
話しが上手すぎるストーリー展開で、しらけてしまう。
読了後、タメ息。
入り込めない小説でした。
読ませる本だけれど…、好きじゃないってことで。
支持する人も多いんじゃないかなっとは思いますが…。
パスっです。
(で、驚いたのが、ネット検索したら作家・小池真理子氏とご夫婦!!
きゃ、彼女も小説も大嫌い。わうっ)
おしまい。
※ ほんと、フランスっぽくない洋服屋さんが目に付くこの頃。
この写真のお店もそう。
フラ人は買わないでしょう……。
この二人もロシア系の方。
変わってゆくのねえ、ココも。

