25日①石田衣良「PRIDE」  Merci Madame S.


やはり、石田衣良、このシリーズが一番です。

『池袋ウエストゲートパークⅩ』、このシリーズの締め括り作品。

このシリーズの1冊目が1997年(これが彼のデビュー)。

同書の単行本は2010年(10年以上だっ!)。


主人公、マコトも20代半ばになってしまってる。

けれど、独身、始まり頃と変わりなく池袋のヒーロー。


この本も、中編4篇の連作。

4つのトラブルをマコトと、ストリート・キッズのキングと仲間が解決。


そのトラブルとは、

・IT、ネット系のゆすり

・自転車による被害(事故なんだけれど、ひどい怪我)。

・アンダーグラウンド・アイドルのストーカー問題。

・陰湿なレイプ事件と、その事件の裏にある社会問題(ホームレス系)


十代じゃなくなったけれど、マコトは、まだまだ爽やかだし、

元気なオフクロさまも健在。

まあ、この辺りで打ち止めって正しいかも。



新鮮な驚きはないけれど、安定した面白読書。





おしまい。






※ 春本番。青い空も天使が飛んでるみたいなこの頃。

  インテリア小物の天使が ↓ 。

  天使って少年・青年なんですって?

  左の子、少女に見える…(天使じゃなくって妖精かな)

  あっ、今日更新のhttp://lapiefr.exblog.jp/ は、春色写真。

  妖精が似合いそうだw。

  25日②エンジェル