やはり、石田衣良、このシリーズが一番です。
『池袋ウエストゲートパークⅩ』、このシリーズの締め括り作品。
このシリーズの1冊目が1997年(これが彼のデビュー)。
同書の単行本は2010年(10年以上だっ!)。
主人公、マコトも20代半ばになってしまってる。
けれど、独身、始まり頃と変わりなく池袋のヒーロー。
この本も、中編4篇の連作。
4つのトラブルをマコトと、ストリート・キッズのキングと仲間が解決。
そのトラブルとは、
・IT、ネット系のゆすり
・自転車による被害(事故なんだけれど、ひどい怪我)。
・アンダーグラウンド・アイドルのストーカー問題。
・陰湿なレイプ事件と、その事件の裏にある社会問題(ホームレス系)
十代じゃなくなったけれど、マコトは、まだまだ爽やかだし、
元気なオフクロさまも健在。
まあ、この辺りで打ち止めって正しいかも。
新鮮な驚きはないけれど、安定した面白読書。
おしまい。
※ 春本番。青い空も天使が飛んでるみたいなこの頃。
インテリア小物の天使が ↓ 。
天使って少年・青年なんですって?
左の子、少女に見える…(天使じゃなくって妖精かな)
あっ、今日更新のhttp://lapiefr.exblog.jp/ は、春色写真。
妖精が似合いそうだw。