名前も知らなかった作家さん。
(SF作家、1934年生まれ。で、その筋では知られているみたい)。
読んでみたら、結構、面白い。
まず、この本、ショート・ショートと呼ばれる、短編よりも短い作品集(39本)。
時代は、1960年代からの作品。
舞台も、団地と呼ばれる生活空間。
(掲載誌の大半が、団地ジャーナルと云う地域紙)
それも、SFです。
…特異です。
同じ間取り、同じ年代の人たちが多く住むことにより出現する幻想?
かなり、怖いなっと思える作品から、
クスッとできるものまで、カラフルです。
ただ、ちょっと時代感が…、古い。
それがなかったら、もっと楽しめるのにと思いました。
(それが魅力になる作品もアリですが)
こんな感じのショート・ショート集、もっと、あればいいのに。
最近の作家さんで、この手の本が読みたいな。
おしまい。
※ これ、日本でもある、お祭りの屋台みたいなもの。
寒い時期なので生ガキ、あと後ろのは茹でたエビや貝。
白いプラスティックの皿でサービスしてくれる。
もちろん、ワイン・ビールもあり。
(黄色の半袖っ、気温20℃ないのに、強いマダム!)