この作家さん、まだ、3冊目。
割りと、淡々とした作風で気になっている作家さんです。
で、ですね。
この本、短編の恋愛小説(全8篇)なんだけれど、惹かれた…。
面白いってわけじゃないんです。
あれっと思わされてしまうというか。
まず、全編、叶うはずが愛というか、
ダメになる可能性が高いというか、
明日を期待していない恋愛ばかりなんです。
可愛かったりしない恋心。
? ヘンですね(笑)
それが、とても現実的で…ちっと、タメ息。
切ないのとは違う。
(裏表紙のコピーには、「切ない」という言葉が使われているけれど)
いや、現代ですね。
結婚なんて話題は出ない。
はかない。
これが一番ぴったりかな?
でも、なかなか魅力的な短編集なのです。
(数年後、もう一度、読んでみましょ)
おしまい。
※ 日本でも見かけてたけれど、水をあげない「緑」。
机に転がしてるだけで、生きてる植物。
最近、よく見かける気が。
人気あるのかな?
日本ではどうでしょう?

