この本、泣かされました。
舞台は現代、
そして、家族がテーマ。
この設定で、これほど、入れ込んで読めてしまうのって久しぶり。
だって、家庭に関して割に無頓着に生きてきましたから(今も)。
この本、7本の短編連作。
全てが、両親と子供、絵の描いたような普通の家族がドンと書かれてる。
それも、父親が主体で。
当然、企業で働くお父さんばかり。
家族から、かなり離れてしまって生活している父親の主観と客観…。
だから、かな、身につまされる…。
不器用で独りよがり、でも、ちゃんと対応。
でもって、この作家さん独特の平和主義っていうか、楽観的と云うか…。
最後は、ハッピーエンド。
でもでも、そこまでストーリーを運んでくる道のりは涙です。
うん、面白い本でした。
おしまい。
※ すっごく身体に悪い朝ご飯。
かりかりベーコンと卵。
あっ、アタクシのではありませぬ。
夫の、自家製(笑)。作ってあげない、こういうの…。
ご自分で、好きに作って召し上がれ(年に2回くらい?)
今日、更新のhttp://lapiefr.exblog.jp/ も、食べない食材「蟹」。
(アタクシ、アレルギーありで食せず。でも、調理はします)