男がロマンティストって、ある意味、カッコ悪いと思います。
でもね。
この本の主人公たちってロマンティスト、だけど、凄く、格好いい。
(きっと、この作家さんも ? )
もう、亡くなって新作は望めません(1994年没)。
けれど、読んでない本を大切に読みましょう。
本書は、傑作短編集(5篇)。
たとえば、こんな1篇。
主人公、森の中で一人暮らし、大きな猟犬が家族。
生業は、犬探しのアウトロー探偵。
また、
ある事情で追われている主人公が、森の中で独りの老人と遭遇、助けられる。
その老人の見事な生き方を垣間見て…。
とかとか。
一風変わった設定だし、ストーリー展開だけれど、
誇り高い男の美学が貫かれてて惹かれます。
こんな人いたら、恋しちゃうなあ、なんて思いながら読了。
仕合わせ気分っです。
(この主人公たち? この作家さん? 両方ともっ!)
おしまい。
※ モーター付きの自転車( Cyclo Moteurとか、 Mobylette と呼ばれてる)。
女性向の小物やさんのウィンドーで発見。
田舎道を現役で走ってるところを観たことアリ。
なかなか、カワユイ。
何故か、お爺ちゃんが乗ってること多し。