とっても、いい小説でした。
表紙…、もっと力を入れてくだいな。
(ちっとも、面白そうな本に見えないのだもの)
初めての作家さん。
1965年生まれ、そんなに若いわけではない。
けれど、この本、主人公は中学2年生男子。
よいです。
真っ当な男の子。
難関の私立中学の入試を突破し、次は高校と勉強してるのに、
単身赴任の父が高額の横領事件を起こし逮捕されちゃう。
で、主人公は、おばさんが運営する札幌の児童養護施設にはいることに。
まっ、こんな感じの青春小説です。
ところがね、昔の小説じゃないのです。
今、現在がバックにしっかりあるのです。
とても、設定がちゃんとしてて、その上、個性的なおばさんがかっこいい。
人には、それぞれの苦労や希望や悩みや…恋もね。
ところで、この作家さん、専業主夫の生活で小説家。
「奥さん」は、「奥の人」ではなく小学校教諭の仕事の人。
小説家って大変だと思ふっです。
図書館で借りるっではなく、
本屋で購入して読んでほしいな、と、思える本でした。
おしまい。
※ 今日はナンチャッテ和食惣菜。
右のブックマークにある coco-ton レシピで作った「なすごんげ」。
(大量のナスと大葉料理。彼女のブログはオベント&ねこさん)
ニースの知人が家庭菜園の大葉をくれたのでマネッコ。
美味しかっただす。