初めての作家さん。
と云うより、歌謡曲の大御所作詞家だと思っていた人。
小説を書き始め、直木賞も受賞とニュースでは聞いたことあり。
でも、まっ、興味がなく…。
で、パリで目に付き、取り敢えず読んでみようと。
この本、この作家さんが小説を書き始めた頃のものだそう。
(作家デビュー以後の作品とはテイストが違ってるかな?)
テーマを花に置いて、14本。
演歌っ、です。
いたたまれないほど、不幸な女の人ばかり。
読んでると、くらくらしそうだけれど、
文章が淡々としているのでサッと読了してしまった(数時間で読めちゃう)。
気を引いたのが、それぞれの作品の始まりに、詩が添えられていること。
その詩は、まさに、歌謡曲の歌詞でした。
(一部、短歌・都々逸で)
これ1冊だけで、どうのって云えないです。
(デビュー前のだし…、)
あと、2~3冊は読んでみよう。
(「長崎ぶらぶら節」って、タイトルが面白そうな小説あり)
おしまい。
※ 一週間前くらいから目を引く街路樹の花。
ネットで調べたら“ジャガランタ”という名の花らしい。
ちょっと、桐の花ににているけれど、葉の形が全く違う。
きれいな薄紫で、とても目立つ。