初めての作家さん。
(でも、2007年に直木賞も受賞。ご存じの方、多いのかな)
ちょっと、びっくり。
文章が、とても古い感じがして読み慣れるのに手こずりました。
意味は分かるけれど、ストンと入ってこない。
まっ、この小説の時代設定が明治初期、
これくらいの言い回しでも分かりやすいと云えるのでしょうか。
主人公は、元旗本の若様。
舞台は銀座、あの赤レンガの街並みで事件は起こる。
困ったな、
読み難さだけじゃなく事件も小粒…。
だって、主人公の「敵・かたき」と思える人物が存在するも、登場なしなのだから。
この本1冊じゃ、中途半端でしょって感じ。
長いドラマの一部を読んでるんだなと、それじゃあ、ツマンない。
この本の前に主人公が登場する本が2冊ある模様(解説文の中で発見)。
どうも、そちらから読み進んだ方がいいのかな?
でも、この先も読まないと納得できるラストでもないし……。
裏表紙に、そのあたりの説明がほしい。
なんか、騙されたみたいな本でした。
おしまい。
※ ふと見たら、モナコ・モンテカルロのポスター。
ニースから、車で30~50分(行動圏内かな)
今週末の27日土曜日に、屋外でのカジノが開催。
ショーもあるようで。