初めての作家さん。
1948年生まれとあるので、ちょっと年配の作家さんのようです。
現在、3冊の本が上梓されていると Wikipedia には。
この本、歴史群像大賞優秀賞受賞作。
主人公、花火師/棟梁となる老舗の跡取り娘。
旧家を守るための、いろいろ。
婿は、戯作者(世に名前はでない影作家?)。
登場人物に十返舎一九、滝沢馬琴といった実在した戯作者が現れる。
とても、きらびやかにストーリーは展開するのだけれど、夢中になれず…。
ずるずると最後まで読んでしまいました。
読みずらいわけではないし、退屈なわけでもないけれど?
主人公に魅力がない。
夫(婿)の方が、いいかな?
両親も…、あと、もろもろの登場人物に惹かれないのです。
合わないのかな(アタクシと)。
まっ、こんなこともあるさっ。
おしまい。
※ 連日、フラでは紛争のニュース。
シリア・イラク、とうとう米国が、本腰を入れそう。
地中海を挟んで、すぐの国々。
フラの若いアラブ系の人たちが組織へ流れているとも。
どうなってゆくのか。不安…。