12日①矢的竜「大江戸女花火師伝」   Merci Madane S.


初めての作家さん。

1948年生まれとあるので、ちょっと年配の作家さんのようです。

現在、3冊の本が上梓されていると Wikipedia には。


この本、歴史群像大賞優秀賞受賞作。


主人公、花火師/棟梁となる老舗の跡取り娘。


旧家を守るための、いろいろ。

婿は、戯作者(世に名前はでない影作家?)。


登場人物に十返舎一九、滝沢馬琴といった実在した戯作者が現れる。


とても、きらびやかにストーリーは展開するのだけれど、夢中になれず…。

ずるずると最後まで読んでしまいました。


読みずらいわけではないし、退屈なわけでもないけれど?


主人公に魅力がない。

夫(婿)の方が、いいかな?

両親も…、あと、もろもろの登場人物に惹かれないのです。


合わないのかな(アタクシと)。


まっ、こんなこともあるさっ。




おしまい。






※ 連日、フラでは紛争のニュース。

  シリア・イラク、とうとう米国が、本腰を入れそう。

  地中海を挟んで、すぐの国々。

  フラの若いアラブ系の人たちが組織へ流れているとも。

  どうなってゆくのか。不安…。

  12日②戦争