短編連作(9作品)。
テーマはタイトル通り、怪しい笑いを引き起こす小説?
って、ことで、読書開始っ!
1作目、
満員電車に乗り合わせた人たちの脳内を文章化した作品。
みんなイライラしてます。
OLは、ニンニク臭のおじさまに悪態を付き。
挑発的なミニスカートに目を奪われてしまうサラリーマンの言い訳。
ちっとも、面白くない。
2・3、同様で、 面白くない。
4作目、
同窓会と云えば同級生だけれど、この作品は教師の同窓会。
発想は、面白いです。
しっかし、ゲストで呼んだ30代となる生徒たち。
魅力ないですねえ。
……。
9作品があるけれど、すべて、ワタシ好みではありませんでした。
怪しいというより、不愉快。
よく言えば、ブラック・ユーモアですが、
洒落た感じのないブラック・ユーモアはダサいでしょう。
東野圭吾と云えば、もうもう大物作家さん。
「白夜行」、「秘密」、「容疑者Xの献身」……面白い長編、いっぱいあるのにな。
結構、ファンだったのにな。
まっ、いいか。
おしまい。
※ きっと、植物大好きなオーナーさんのビルでしょう。
側面は、「植物のだまし絵」。
屋上から垂れ下がる蔦のアイビーも描かれたもの。
(ニース、こんな感じの壁画多し)

