いいなっ、この本。
面白いです。
まず、タイトルに惹かれた。
ネットで「桐島、部活やめるってよ」という映画が公開という記事が最初。
その時に、映画よりも、原作になった本が読みたいと。
(19歳で書いたというのも、興味深々)
読み始めて、すぐに、これは好みの手応え。
だって、這入り込んで読めるもの。
自分の高校時代がオーバーラップするもの。
変わってないよ、心情的なことは(アタクシの頃と)。
5人の高校生が、
独白の形で「部活をやめた桐島くん」との係わりが語られます。
その係わりも、ワンクッションあるくらいから、浅いものまで様々。
で、桐島くんは登場しません。
なかなか。
この作家さん、2009年に本作で小説すばる新人賞を取ってデビュー。
(なんと、2013年には直木賞も取っちゃってる。すごい)
2014年の今年で、御年25歳!!
面白い本を書いてくれそう。
うれしいっです。
おしまい。
※ 高校時代の友人とスカイプ。
ワガ故郷は、相当な暑さのようで、35℃など当たり前?
で、買い物へ出て薬屋さん備え付けの看板を見たら、なんと、37℃。
で、次の瞬間「ふん、また狂ってる!」
(実際は28℃と夜のTVで)。