11日①朝井リョウ「桐島部活やめるってよ」  Merci! Madame S.


いいなっ、この本。

面白いです。


まず、タイトルに惹かれた。

ネットで「桐島、部活やめるってよ」という映画が公開という記事が最初。

その時に、映画よりも、原作になった本が読みたいと。

(19歳で書いたというのも、興味深々)


読み始めて、すぐに、これは好みの手応え。


だって、這入り込んで読めるもの。

自分の高校時代がオーバーラップするもの。


変わってないよ、心情的なことは(アタクシの頃と)。


5人の高校生が、

独白の形で「部活をやめた桐島くん」との係わりが語られます。

その係わりも、ワンクッションあるくらいから、浅いものまで様々。

で、桐島くんは登場しません。


なかなか。


この作家さん、2009年に本作で小説すばる新人賞を取ってデビュー。

(なんと、2013年には直木賞も取っちゃってる。すごい)

2014年の今年で、御年25歳!!


面白い本を書いてくれそう。

うれしいっです。



おしまい。






※ 高校時代の友人とスカイプ。

  ワガ故郷は、相当な暑さのようで、35℃など当たり前?

  で、買い物へ出て薬屋さん備え付けの看板を見たら、なんと、37℃。

  で、次の瞬間「ふん、また狂ってる!」

  (実際は28℃と夜のTVで)。

  11日②でたらめ表示