31日①小手鞠るい好き、だからこそ」  book off Paris.


この作家さん、1冊は、読んだことがあると確信。

でも、タイトル失念。

ちょっと、毛色が違った作風との記憶があったので購入。


確かに、そう。

この感性の記憶がある。

純粋な恋愛小説? っかな?


タイトルが身に染みるストーリー。

恋をして、愛されて、結ばれて、結婚して、

夫の浮気(ちと、違うなっ)、移り気(?)、よその女が出来てしまって、

置き手紙もナシに家出、離婚。


この展開が、さらさらと書かれています。

女性として、とても、よく分かる。


が、


納得できない部分が、2か所ほどあって、それに足を引っ張られてしまった。


  離婚をするときに真実を相手に伝えない女性が登場すること(主人公ではない)。

  男性を誘い込む女性が登場すること。

  (よくある。ここで云うのは、主人公との関係で、辛過ぎ)


優しさがほしい。

読後、飲み込めなさが残ってしまって残念。


諸手を上げて、好きと云えない小説です。

(ワタシの感性の問題、他の人には理解できなくとも)

悪くない小説だけれど……。



おしまい。





※ これが伝統のボンボン。

  ペロペロ・キャンディーたち。

  ショコラ・コーラ・青リンゴ……。

  この店、どうも、子供向きというより大人向きのよう。

  パッケージも洒落てた。

  31日②ボンボン屋さん