29日①稲葉稔「裏店とんぼ」 book off Paris.


昨日に引き続き初めての作家さん。

この本、光文社時代小説文庫。


いや、実は、

すっごく嫌いな作家さんも、光文社のコノ文庫に入ってるっ!


けれど、今回、時代物少ないし…で、購入した本。


あらまっ、読んでみたらいいじゃないですか。

期待ししないで読むとアタルかな?


主人公が愛すべきキャラクターなのですよ。

① 欲がなく、飄々と生きている(でも、ちゃんと惹かれる女性も存在)

② 性格お節介だけれど人情味に溢れてる(正義感も強い)

③ 直心影流の使い手(カッコいいの)。

④ 育ちも悪くなく、従弟が奉行所の侍。

⑤ イケメンじゃないけれど、愛すべき風貌。


ですです。


まっ、お約束のストーリー展開ぽい感じもするけれどいいじゃない。

楽しく読ませてくれる時代もの。


でも、基本、読者設定は男性中年向きなので、

女性は添え物、どうでもいいっちゃどうでもいい感じ。

でも、エゲツナさがなく、サラリ系登場なので不愉快さはなかったです。


この研ぎ師シリーズ、7冊あり。

見付けたら、次も読みたいな(アタリ・ハズレの覚悟はいる?)



おしまい。





※ 旧ニース街、土産横丁の石鹸屋さん。

  こんな派手なシャンデリア(?)。

  でもでも、なかなか目立つ手作りもの。

  閉店時間10時でシャッターを降ろす寸前にカメラを。

  それに気付いたお姉さんのニコヤカな事と云ったら…。

  こんな店員さんばかりならいいのにな、フランス。

  29日②石鹸屋さん