初読みの作家さん。
夏にぴったりの本でした。
先週の豊島ミホを気に入ったばかりなのに、この人も良い。
2002年デビューを果たすものの、
数年は苦労したみたい。
この「幻想郵便局」(2011年刊行)が、幻想シリーズとなり、
現在は売れっ子作家さん。
今年も4冊目の「幻想探偵社」が発行予定。
さて、本書。
あちらとこの世を結ぶ郵便局が舞台。
なので、死んだ人と生きてる人が普通に登場。
非常に自然で、無理がない。
コメディータッチで面白いストーリー展開。
主人公は就活中の女子。取り敢えずバイトで、
当郵便局に勤務で、物語は開始……。
ほんと、面白かった。
夏にぴったりの本でした(前記したけれど、重ねて)。
おしまい。
※ もしも、車の免許を持っていたら、この車を持ちたい。
ミニクーパーのコンバーチブル。
色はボルドーですな(うふふ、ワインレッド)。
でも、近しい人たちは免許がなくってよかったと云ふ。
失礼な評価をするみたい。