14日①米澤穂信「インシテミル」  book off Paris


ヤング・ミステリとか、青春ミステリと呼ばれる分野の作家さん。

(1978年生まれ、これから傾向も変わってくるんでしょう)


この作家さん、初めて読んだのが「氷菓」という作品。

これが、すっごく面白かったので、

ぜひ、パリで探そうと思った作家さん(これ1冊しかなかった)。


で、読んだら……ちっと好みに合わずっでした。


とある団体の人文科学的実験の被験者になった男子学生が主人公。

この実験、なんと参加者が殺し合うことで破格の謝礼を支払うシステム。

で、実際に連続殺人が起こる……。


ふむ、想定事態が好きではない。


まっ、裏表紙のコピーくらい読めばよかったのだけれど。


文章もうまいし、読みやすいのでスイスイ読了。


でも、内容が…… 仕方ない。


  2010年、このミステリーがすごい!

  作家別得票第一位になってるんだもの、人気はある。


自分で購入した本の方がハズレが多い?


問題です、これは!





おしまい。







※ さすが観光地なので、街のメンテナンスはしっかり。

  太目オジサンが、錆びの部分を削り取り、

  中肉オジサンがペイント。

  淡々とした作業風景。

  14日②コンビで仕事