ヤング・ミステリとか、青春ミステリと呼ばれる分野の作家さん。
(1978年生まれ、これから傾向も変わってくるんでしょう)
この作家さん、初めて読んだのが「氷菓」という作品。
これが、すっごく面白かったので、
ぜひ、パリで探そうと思った作家さん(これ1冊しかなかった)。
で、読んだら……ちっと好みに合わずっでした。
とある団体の人文科学的実験の被験者になった男子学生が主人公。
この実験、なんと参加者が殺し合うことで破格の謝礼を支払うシステム。
で、実際に連続殺人が起こる……。
ふむ、想定事態が好きではない。
まっ、裏表紙のコピーくらい読めばよかったのだけれど。
文章もうまいし、読みやすいのでスイスイ読了。
でも、内容が…… 仕方ない。
2010年、このミステリーがすごい!
作家別得票第一位になってるんだもの、人気はある。
自分で購入した本の方がハズレが多い?
問題です、これは!
おしまい。
※ さすが観光地なので、街のメンテナンスはしっかり。
太目オジサンが、錆びの部分を削り取り、
中肉オジサンがペイント。
淡々とした作業風景。

