11日①和田竜「のぼうの城」 Merci !! Madame S !!


既読本?

と、半信半疑……。


映画化もされ、この原作本も面白いと聞いていました。


でも、、上下巻もので長いし、好みじゃない戦国時代もの。

頑張って読んでみるかっです。


おや、

あにはからんや、面白かった。

後半が。


上巻、もっちっと短くてもいいんじゃないかな。

実は、つまんなかった。


で、この作家さんの「小太郎の左腕」を思い出したんです。

似てる、ストーリーは全然違うけれど、まさに。

これで、既読と誤解したんです。

(この「のぼうの城」の映画の宣伝まがいのチラシや、

 この本の表紙の写真もあって)


上巻のノリと「小太郎…」は似てます。

そして、この2作品とも主人公はおバカ、でくの坊。


で、

下巻を開くと、知ってる武将の名がバシバシ出てくるし、

水攻め作戦(堰を作ってダム決壊の要領で敵陣を破壊)、これ遊びみたい。

戦国時代モノで一番よかったかな?


あっ、谷崎潤一郎の「武州公秘話」は、別格の金字塔ですが(アタクシの)。

まっ、タイプがまったく違う小説ですが。


娯楽もの戦国時代小説、愉しませてもらいました(後半は)。




おしまい。






※ 渋いスポーツ・カーを発見。

  Dナンバー、ドイツから来た車みたい。

  この車、お名前? 知りません…。

  色が、また、珍しい。

  取り敢えず、好みなので出しちゃう、カッコいいよね。

  11日②カッコいい車