3日①半村良「能登怪異譚」 book off Paris


何冊も読んだわけではないけれど、著者名とタイトルだけで速攻買い。


創作民話なのかな。

変わったお話し9篇が1冊に。


数ページは、とても読みにくくって、ちと、閉口。

だって、能登弁(?)なんだもの、とはいっても、読みやすくは配慮されている。

(感じに方言のルビとか)

まっ、すぐに慣れてスイスイ読みことができました。


いや、中盤からは「この言葉使い」だからこその良さがふつふつと。

言葉って、独特な魅力があるんですね。


でもって、話が、じわりと怖い。

これ、不思議な感覚。

例えば、トップ掲載の作品。

初め、一人の子供が箪笥の上で寝るようになって、

つぎつぎに家族全員が、同様な寝方になっちゃうの。

ふ~んって思うでしょ?

でもね、じわっと怖い、ホントです。


さっ、夏の暑い日に読んでみましょ!!





おしまい。





※ 海沿いカフェの店頭看板。

  朝ご飯のご案内。

  オレンジ・ジュースとクロワッサン

  コーヒーか紅茶のどちらかで、7ユーロ。

  クロワッサンがバゲットになると、8ユーロだって。

  クロワッサンの方がお安いのね、ふむふむ。

  あっ、バタとジャムを付けなくっちゃいけないから?

  3日②観光客向け朝ご飯