27日①志水辰夫「夜去り川」 book off Paris


我慢できずに、またも志水辰夫本。

でも、これは蓬莱屋の飛脚シリーズではなく、単独本。

流れとすれば、彼の時代ものデビュー作「青に候」系かな。

(パリのブックオフに1冊だけあった志水辰夫本。

 Yさん本の蓬莱屋2冊目は、まだまだ、取っておくつもり)


主人公27歳、時代設定は日本に黒船がやって来た直後あたり。

ちょっと、ノリがアメリカ西部劇風?

武士が市井に混じり込んで、活躍(?)するっぽい立場になってる。


ストーリーは父の仇討。

主人公自体が時代錯誤感を持っていて、この辺が面白い。

(だって、幕府転覆、黒船の頃だもの)


でもでも、アクセントに幼馴染みのきれいな想い人も登場して、

優しい時代劇仕立てになってる。



ハッピーエンドのほのぼの時代ものも、いいな。






おしまい。






※ 日本の友人夫が入院。

  南仏名物を送ろうかなあと、お店偵察。

  カワイイって思ったのが、フルーツ・コンフィ(果物の砂糖煮)。

  ふむ、左党だから……だめ?

  他を探そう。  

  27日②フルーツコンフィ