これで3冊目の作家さん。
1冊目が、「森のなかのママ」という、年若い女の子目線の小説。
2冊目が、「グラジオラスの耳」。
これも、女性としては練れていない20代女子の小説。
で、今回。
まっ、直木賞も貰ってるし、その個性のファンも多くなってからの作品。
堂々の小説。
しっかし、歪(イビツ)。
読んで不愉快になるようなタイプの本ではないけれど…。
平和ではないです。
登場人物の大半が、いずれも、幸せを願っていない。
(ある意味、フランスの小説みたいな?)
去年、映画化されたとありました。
それがまた、豪華キャスト(阿部寛・小泉今日子・風吹じゅん・大竹しのぶ … ets )。
すごいな。
いや、でも、ごめんなさい。
ワタシにとっては
たまには、読んでもよくってよ、の、本でした。
おしまい。
※ この花、好き。
たまに行く大きいスーパーの駐車場の塀に咲く花。
名前、知らない……。
カワイらしいピンク色の蔓系植物(野生っぽい、繁殖力抜群)。