19日①千草茜「からまる」


昨日と同様、旅行者Yさんが持ってきてくれた本。

(Yさん、感謝っです!)


短編っぽくも読め、全部を読み通すと長編。

なかなか、面白い組み立ての本です。


そればかりじゃなくって、やっぱり、この作家さんの感性好き。

1話ごと、性別も、年代も、個性も違うけれど、誠実さ、真摯な心……

あふれてるんですよ、それらが。


1話読み切り風にも読める、そして、各話ごとに違った色。

例えば、独身の虚無的生活なら無彩色近いもの。

若い女性は、やはり鮮やかできれいな色。

決め付けじゃない、それらを自然に感じてしまうんです、文章から。


そして、読後感がいいっていうのもシアワセ。

曖昧なラストでも、ほのかに明るい、これワタシ好み


まっ、裏切らない本でした。


これからも「千草茜」、追っかけましょ!!

(だって、まだ、3冊しか読んでないのだもの)





おしまい








※ 今日の食卓に登場は、日本のインスタント味噌汁。

  いえ、モズクがすっごく食べたいと思っていたら、これを見つけた!

  数か月前に、東京友人が送ってくれたもの。

  いえ、これが美味しかった(22サン ホント オイシカッタンダヨ )。

  アナドレないっ、現代のインスタント味噌汁!!

  19日②お味噌汁