前々から読みたかった本。
タイトルが目に飛び込んで、速攻、購入。
花村萬月は、友人が「ゴット・ブレイス物語」を送ってくれて初読み。
以来、パリの本探しの時、この名を見ると手が伸びます。
この本、いいにつけ悪いにつけ、話題ありの本。
(ケチをつける人あり、ワタシ、どうでもいい派)
ふんふん、想像通りです。
適度に劣情も刺激してくれて、宗教話しもくどくない。
この当たりの、匙加減がワタシ好みなんだなあ。
後になったけれど、少し内容のことも。
主人公はミックスの捨て子(超絶のイケメン顔)。
キリスト系の救護施設で無菌状態系に育つ。
かなり、クリアな頭脳も持っていて、特殊な環境にも順応してはいたけれど、
やはり、はじけちゃって殺人(上手くかわしてしまう)。
で、東京・新宿へ。
クールな殺人者へ育ってゆくのですよ。
(文庫化の前のタイトルは「聖殺人者 イグナシオ」だった)
はい、ストーリーは相当過激。
でも、娯楽本だしね。
ワタシは、この手、好きなのです。
おしまい。
※ 今日の本、過激だったのでお花。
きれいなブルー、初夏から咲き始めて秋まで開花。
でも、注意は触れるとベタベタと粘着液みたいなのがあること。
落下の花が、ゴロにくっ付いちゃって判明。
以後は近寄らない。