ちくま新書っです。
学者さんが一般人のために書いた、分かりやすい論文。
(著者・関西学院社会学部教授)
タイトル「変身願望」。
もう、ちっとも、そんな願望はないので横目読みしてしまった。
自分の持ってる教養っぽい知識を目いっぱい使って読みましたとも。
各章のトップページのリード文は著名人の引用。
例えば、第一章「変身する」には、G・バタイユの本からの。
第四章は、谷崎潤一郎訳「源氏物語」から。
第五章は、ニーチェ「ツァラツゥストラはこう言った」から。
……などなど。
ねっ、ちっと、敷居高いと感じちゃうでしょ?
でも、実際は読みやすい本でした。
もう少し、若い頃なら実践できそうな部分もあると思う。
(現状のワタクシには……ですが)
変身って、いろんな意味があるけれど、
こうありたいと、自分の希望の人間像への変身もあるじゃないですか。
真面目に、考えたら前向きだし、実用です。
そんなこんなの本。
おしまい。
※ 夕食用の鯖の下拵え。一塩して3時間、ちょっと〆て焼き魚。
鮭は塩して、塩鮭へ変身させる途中。
(明日、切り身にしてお昼ご飯。残りは冷凍庫行き)
バスルームに、小さな扇風機を持ち込んで、風を送ってる。
いい塩梅に仕上がりそう。